それでも貯金は可能!シングルマザーが貯金1000万円を目指す6ステップ

「収入が少ないから無理…」と感じていても、
実は“方法”と“仕組み”を変えるだけで貯金は少しずつ増やせます。
ここでは、シングルマザーが現実的に貯金1000万円を目指すための6つの具体的ステップを紹介します。
目的と期限を明確にする(なぜ貯めるのかを“見える化”)

■なぜ「目的設定」が大切なのか
なんとなく貯金を始めても、目標が曖昧だと途中で挫折しがちです。
「なぜ貯めたいのか」=目的、「いつまでに」=期限をはっきり決めることで、意欲を維持できます。
■具体的な目標設定の例
- 子どもの高校進学までに教育費100万円
- 老後資金として月1万円ずつ貯めて200万円
- 車の買い替え資金を5年で50万円
数字と期間を具体的に書き出すことで、**「行動の優先順位」**が見えてきます。
家計簿で現状を把握する(アプリで自動化が便利)

■現状把握が貯金のスタート地点
貯金を増やすには、まず「お金の流れを知る」ことから。
どれだけ稼いで、どこに使っているかを明確にすることで、無理のない改善ができます。
■おすすめの方法:家計簿アプリ
最近はスマホアプリで自動的に支出を分類できるものが増えています。
銀行口座・カードと連携できるため、入力の手間がかかりません。
■最初のステップは「ざっくりでOK」
完璧に記録しようとせず、
「食費が多い」「固定費が高い」など、ざっくり把握するだけでも十分です。
固定費の見直しでムダを削減(スマホ・保険・サブスク)

■節約は“我慢”ではなく“仕組み化”
節約というと我慢をイメージしがちですが、
固定費を見直すことが最も効率的な節約方法です。
一度削減すれば、その後ずっと効果が続きます。
■見直しポイント①:スマホ料金
格安SIMに変更するだけで、月5,000円以上の節約も可能。
乗り換え手続きもオンラインで簡単に完了します。
■見直しポイント②:保険料
加入から数年経つと、生活状況に合っていない保険もあります。
不要な特約を外すだけで月数千円の節約になることもあります。
■見直しポイント③:サブスク・会費
使っていない動画配信サービス、ジム、オンライン講座などを一度チェック。
解約だけで年間数万円の固定費削減につながります。
無理のない毎月の貯金額を決める

■「いくら貯めるか」より「続けられるか」
最初から大きな金額を設定すると続きません。
大切なのは、無理なく続けられる習慣化です。
■目安は「収入の10%」
月収20万円なら、まずは2万円を目標に。
難しければ5,000円からでもOK。
「少額でも続けること」に価値があります。
■小さな成功体験を積み重ねる
1年で6万円、10年で60万円。
小さな金額でも“積み重ね”が大きな成果になります。
先取り貯金で「使う前に貯める」

■「余ったら貯金」では一生貯まらない
多くの人が「残ったら貯金」と考えますが、
実際には残らないことがほとんどです。
■自動で貯まる仕組みを作る
給料日に自動で貯金口座へ振り替える設定をすれば、
考えずに**“強制的に貯まる”**状態になります。
■2口座制がおすすめ
「生活用」と「貯金用」で口座を分けるだけで、
支出の管理がぐっとラクになります。
新NISAなどを活用して資産運用にも挑戦

■銀行預金だけではお金が増えにくい
現在の金利は0.001%程度。
100万円を1年預けても利息はわずか10円程度です。
■新NISAで“非課税運用”を活用
2024年から始まった新NISA(少額投資非課税制度)を使えば、
運用益にかかる税金(約20%)がゼロになります。
■初心者におすすめは「つみたて投資信託」
1,000円から始められ、時間を味方にした**「長期・積立・分散」**でリスクを抑えられます。
■注意点:短期での利益狙いはNG
NISAは「長期運用」でこそ効果を発揮します。
焦らずコツコツ続けることが大切です。
▶まとめ|貯金は「仕組み化」で誰でも続けられる
貯金ができない最大の理由は「意志」ではなく「仕組み」がないこと。
家計を見直し、先取り貯金と自動化を取り入れれば、
どんな収入状況でも少しずつ貯金は増えていきます。
“行動を習慣化する”ことが1000万円貯金への第一歩です。


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